高額療養費制度とは
医療費がかさんだ場合や、入院治療が長引く場合には、医療費の自己負担が高額となります。
そのため、家計の負担を軽減できるように、一定の金額を超えた分を、手続きによって払い戻すことのできる制度を高額療養費制度といいます。
ただし、個室代や食事代は対象にはなりません。
高額療養費限度額適応認定証
また、払い戻しの手続きを省略する方法として、高額療養費限度額適応認定証というのもがあります。
この認定証を発行してもらい、病院へ提示してもらえば、自己負担限度額を上回る医療費は、あらかじめ引かれての請求となります。 認定証の申請は、国民健康保険の方は役所の窓口へ、社会保険の方は、職場の担当課やそれぞれの保険組合などになります。
高額療養費制度のポイント
高額療養費制度とは
- 高額な医療費の自己負担を軽減する制度です。
- 一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が助成されます。
- 差額ベッド代や食事代は対象になりません。
- 「高額療養費限度額適応認定証」の申請提示で、払い戻しの手続が省略できます。 (保険証と印鑑が必要)
- 申請窓口は、国民健康保険課・職場の担当課・保険組合・健康保健協会等です。
高額療養費の自己負担限度額
高額療養費の自己負担限度額は、このようになります。
一般所得者では、8万円ほどになります。入院の期間が、4カ月以上になると、さらに助成されて、4万4千円ほどになります。