はじめに

数年前に精神病院の不祥事が相次ぐ中で、精神病院がどれだけしっかりと法律を守って運営をしているかが問われたことがありました。精神病院という治療施設は、対象疾患である精神障害の特殊性のために、場合によっては患者本人の意思に反して治療を行わなくてはいけなかったり、患者の自由な行動を制限することを行わなくてはいけなかったりすることがあるために、ある程度厳密に定められたルール=精神保健福祉法という法律に則って運営しなくてはいけないことになっています。精神保健福祉法というのは、法律ですから、知らなかったでは済まされません。精神病院など、この法律が関係する施設で働くスタッフは全員がこの法律をしっかり理解し、法律が定める適切な処遇を患者に提供していかなくてはならないのです。

 
ただ、法律というのは一般に読みにくいものですし、法律本文に加えて幾つもの「法令」「通知」に分かれているために、全体として見づらくなっています。そこで、このサイトでは、精神病院で働く正・准看護師、ヘルパーなどの職種を対象に、精神保健福祉法が定める患者の処遇のあり方のガイドラインを実践的に説明したいと思います。

 

左のメニューに沿って読んでいただければ、現在の日本の精神保健福祉法に則った、精神科の入院形態の概要が理解できる仕組みになっています。

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